名称 | 小松加賀健民自転車道 |
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県道名 | 石川県道295号小松加賀自転車道線 |
起点 | 小松市花坂町(憩いの森) |
終点 | 加賀市片野町(片野海岸) |
通過市町村 | 小松市、加賀市 |
距離 | 26.7km |
冬季閉鎖 | 風浪のため11月下旬~4月末頃まで |
路面状況 | 舗装路、一般道と自転車道の割合は半々、時化の日は注意 |
憩いの森と海岸沿いを走るサイクリングロード。憩いの森から安宅関までは一般道を走り、安宅関から尼御前まで海岸の自転車道を走る。後半は自転車道と歩道が混在している。
海岸沿いは尼御前の辺りから砂浜から地形に変化があって面白い。
海沿いは砂浜が無く消波ブロックになってる区間もあり波が荒れた日は海水が自転車道に入るので注意。自転車道から釣りをしてる人も多い印象。
距離と所要時間の目安(いしかわのサイクリングロードを参考に図作成)
起点(憩いの森)周辺
起点は、国道8号線の小松バイパス「憩いの森」入口です。
右手の道を行くと小松加賀健民自転車道の入口で、左手の道は石川県道111号線へと続いていますが「熊注意」の看板が設置してあり、いかにも熊が出そうな雰囲気です。
憩いの森
憩いの森から浮柳新橋
憩いの森から前川の「浮柳新橋」まで一般道との重複です。
自転車道は無く歩道と車道の普通の道になります。「小松加賀健民自転車道」の案内看板が設置されています。
国道360号線に入ると自転車道の案内看板はありませんが、小松市街地へと走ります。
浮世絵橋から右岸上流側は「前川水辺歩行ルート」になっています。橋を渡り左岸下流に小松加賀健民自転車道の案内看板があり、前川水辺歩行ルートの併用区間になります。
浮柳新橋から安宅関
浮柳新橋から前川の左岸を下流へ進みますく。
前川排水機場と梯川逆水門が見えると前川水辺歩行ルートの起点です。自転車道はここから河川敷を離れて安宅関へ進みます。
自転車道は、歩道兼用になってます。
団地の横を通ります。
自転車道は一瞬途切れています。看板は割れていて何が書かれているか分かりませんが、反対側に「この先、一般道注意して走行してください」と描かれています。
安宅関に着きました。ここから右側の道を安宅海浜公園に進むと「加賀海浜自転車道」に接続します。
小松加賀健民自転車道は左へ、防風林の中を通ります。
安宅関から尼御前
防風林の中は日陰で涼しいです。路面の状態は良いですがカーブが続き見通しが悪いです。
森が開けて左手に高速道路が見えます。
ボ風鈴を抜けて石川県南部小動物管理指導センター建物の手前を右折します。車が通れる道がありますが、進んでも行き止まりです。
自転車道は海岸に出ます。海岸には砂浜が無く消波ブロックになっています。
海が近いためか自転車道に釣人も多くいます。
時化の日は自転車道に波が入るので、風が強い日や悪天候の時などは通らないほうがいいです。
少し進んで海岸に砂浜が出てきました。金沢付近の砂浜と違い砂利や小石混じりの砂になっています。
この日(9月21)は工事で通行止めで一般道に出て片山津の新堀川橋まで迂回します。なお、8月23日に走行したときは工事期間ではあるが迂回路の案内は無く通れました。
8月23日に走行したときは工事はしているものの、新堀川まで走行できました。近くに「新堀川休憩所」があるようですが、自転車道から休憩所の様な場所は見当たらなかったです。
いつの間にか工事区間を通り過ぎました。砂の積もった場所も通ります。やはり、海岸のサイクリングロードの砂は避けて通れないかもしれないです。
視界が広くなり砂浜も良く見えると新堀川の河口に着きます。
新堀川の橋を渡ります。
自転車道に入ると。横で消波ブロックを作ってる工事をしていました。型取りから完成、工程の順番が見れてまるで工場見学してるみたいです。
路面はつなぎ目の段差が等間隔であります。
道の先に北陸自動車道の尼御前サービスエリアが見えました。尼御前の億には加佐岬灯台も見えます。加賀海浜自転車道の手取川河口付近から見えた半島のような地形は加佐ノ岬だと分かりました。
防風林から岩肌が出てる地形に変わってきました。海岸も砂浜から岩礁や岩場へと変わっていきます。
自転車道は海岸を少し離れて尼御前サービスエリアに進みます。少し登ります。
坂を登って直ぐの所に展望台がありました。昔はこの辺りにトロッコが走っていたらしいです。
尼御前に着きました。観光名所でもあるので駐車場と公衆トイレ、駐輪場も用意されています。高速道路のサービスエリアもあるので休憩ポイントです。
小松加賀健民自転車道の案内看板が「小松加賀県民自転車道」に変わっていました。正式名所は「健民」ですがこの先、終点の片野海岸を除き「県民」になっています。
直ぐそばに尼御前があるので気軽に立ち寄れます。
尼御前から終点(片野海岸)
尼御前サービスエリアを過ぎると自転車道は海沿いの道を離れます。
自転車道は一般道を横断して高速道路沿いを通ります。一般道を右に、橋立港に進むと加佐ノ岬に着きます。
高速道路沿いを進み県道143号線と合流します。県道は143号は片野海岸まで続いていて、自転車道もほぼ県道沿いを通ります。
県道143号と県道19号の「小塩」交差点から橋立自然公園に進むと加佐ノ岬に行くことが出来ます。
加佐ノ岬は岩場の雰囲気がある風景です。水も澄んでいて綺麗です。
加佐ノ岬の先端は岩場で滑りやすいので注意が必要です。
小塩交差点に戻って自転車道の走行を再開します。ここから少し坂が続きます。
加賀百万石時代村から日本元気劇場に変わった廃墟のテーマパークの前を通ります。休園中となっていますが、中は更地のようです。
県道を離れて住宅地の裏を通りますが、再び同じ県道に合流します。
ここから片野海岸まで自転車道は歩道兼用となっているので、車道側を走っています。
小松加賀健民自転車道の終点に着きました。
終点(片野海岸)周辺
片野海岸の駐車場と公衆トイレがあります。遊歩道があり、ここから加佐ノ岬まで歩いて行くことも出来ます。この日は釣人やサーファーがいて駐車場が一杯でした。
海岸から遠くに見えるのは福井県あわら市にある風力発電です。ここまで来ると福井県は近いです。
片野海岸からは加賀市の「加賀健民自転車道」があり、塩屋海岸まで続いています。
コースマップ
隣接するサイクリングロード・遊歩道
走行動画(ニコニコ動画リンク)
合成音声ボイスロイド使用ですが動画にしました。
※小松加賀健民自転車道に続けて加賀海岸自転車道も走っています
参考資料: